
井上 佳子
株式会社オゾン代表取締役 「親子の日」代表 プロデューサー
公私におけるブルース・オズボーンのパートナー。二人の娘は既に結婚して、孫が一人。
株式会社オゾンを創立したのは平成元年(1989年)。平成になって東京都中央区に登録された第一号の会社というのが自慢。夫のブルース・オズボーンとともに「親子の日」の活動を2003年にスタート。昨年発表した絵本「さんパピプペぽ」は、次女の由良・オズボーンとの初の親子コラボ作品。一般社団法人日本記念日協会から「記念日文化功労賞」を、ソーシャルアクションへの評価で東久邇宮文化褒賞を授与。
メッセージ
最近、肩書きのない仕事が増えていますが、プロデューサーという私の肩書きも、結構抽象的で実態を掴みにくい仕事と言えるようです。日々、いろいろなことに関わり、たくさんの人に出会い、新しい発見に一喜一憂し、わからないことがますます増える日々。忙しすぎるのかもしれませんが、一日24時間とか一年が365日とかいう概念も薄れ、少し心配な状況になってきました。そんな私ですが、新鮮な景色の中でワクワクし、可能性を信じて楽天的に生き、かろうじてではありますが会社の経営を続けられるのは、周りで支えてくれる人たちのおかげで、言い尽くせないほどに感謝でいっぱいです。

BRUCE OSBORN
写真家 「親子の日」オリジネーター
1980年来日。コマーシャル写真家として数多くの広告製作に携わる。 1982年からライフワークとなる親子写真撮影をスタート。2003年に7月第4日曜日を「親子の日」にと提唱し、以来多くの親子を撮影し発表。親子写真の展示会は毎年各地で催され来場者の数は想像に及ばない。写真を通じてのソーシャルアクションが評価され、東久邇宮文化褒賞を授与。在シンガポール日本大使館からの招待で、シンガポールでの写真展と撮影会が実現し、映画「OYAKO」の上映会やワークショップも実施した.アメリカでの写真代展示会 Photoville(LAとNY)からも招待を受け参加。ベルリン国際映画祭(ifab)でベストドキュメンタリー賞を受賞。また、世界的な権威を持つ International Photography Awardsを受賞。他にも、写真集「OYAKO」の出版をきっかけに数々の受賞 。「親子」を通じての日本文化紹介の活動に注目が集まっている。
写真集・著書
- 「親子」(デルボ出版)
- 「Oyako」(INKS INC. BOOKS)
- 「KAZOKU」(角川書店)
- 「ごめんなさい」(日本標準)
- 「反バンビ症候群」(ヒヨコ舎)
- 「異人都市東京」(シンコーミュージック)
- 「都市の遊び方」(新潮社)
- 「親馬鹿力」(岩崎書店)など
- 「OYAKO」(Sora Books)

NIYA NIYA STUDIO
Tada Kono と Yura Osborn が湘南をベースに活動しているデザインスタジオです。株式会社オゾンのクリエイティブブレインとして制作物を担当しています。